世界最古の陶器の一つと言われる、1万年以上前の日本の縄文土器から二十一世紀の現代まで・・・。
途切れることなく続いてきた日本の料理文化は、土鍋なくして語ることができません。
土鍋の魅力は、陶器でありながら火にかけて調理をすることができる堅牢性と、金属製の鍋にはない暖かな肌触りや美しさ、その両方を併せ持つこと。だから、調理器具としての優れた機能を使って風味豊かな料理を創り出し、それをそのまま食卓に運び、器としての美しさを楽しみながら料理を味わうことができるのです。選び抜かれた土を使って、一つ一つ職人の手によって作られる、最高の堅牢性と比類ない美しさを兼ね備えた、雲井窯の土鍋を、ここにご紹介します。
一般的な土鍋の何倍もの厚さと、とても丈夫で滑らかな鍋肌。丁寧に処理された陶土を使い、一つ一つ丁寧な手作りによって生み出されて行きます。土鍋を作る粘土は、何年間も石室に貯蔵し、足で踏んで堅さや粘りを調整します。ここまでの高温に耐える土鍋は、他にはありません。(熱源 コークス)
土鍋の調理器具としての魅力は多岐にわたります。土鍋のマイルドな加温は豊かな食材のうまみを、最大限に引き出すことができます。
最高に丈夫な雲井窯の土鍋だからこそ、最初から強火で加熱しても鍋を痛める心配なく、焦げ付いたりせずに徐々に材料に熱を伝えます。
ゆっくりと伝わる土鍋の豊かな熱は、底だけでなく側面や蓋からもまんべんなく伝わることにより、遠赤外線効果で素材を芯まで加熱してくれます。
相性のよい食材を一つの鍋で調理し、テーブルで囲む「鍋料理」は、火にかけて熱を伝えるワンステップのシンプルな調理。そしてキッチンからテーブルまで、運んだら後は加熱するだけ。
金属と違って熱が逃げず、余熱を使って調理できるので環境に優しい調理法です。
ゆっくりと流れる時間の中で、一つの鍋を共に囲むことにより、大切な人との関係を深めてくれるのが、鍋料理です。
加熱するだけのシンプルな調理にバリエーションを与えてくれるのが鍋の味付けやたれ(ディップ)。すき焼き,しゃぶしゃぶ,てっちり,寄せ鍋 など
美しい色と輝きを持った土鍋を目で楽しみながら、蓋を取った時の素材のハーモニーと立ちのぼる出来たての香りを愛でましょう。くつくつと心地良い音をたてる鍋から料理を取り分けて味わう時には、ぜひ陶器のスプーン“れんげ”をお使いください。滑らかで暖かな感触は、陶器ならではのもの。
「鍋料理」は、あなたの五感全てを目覚めさせてくれる、新しい体験となるはずです。
日本人の主食は、ごはん、炊いたお米です。
技術革新によって自動的に米を炊き上げる電化製品はずっと以前からあるにもかかわらず、土で米を炊く人が少なくないのはどうしてでしょうか?
理由は、ただ一つ、おいしいからです。
雲井窯の御飯鍋で炊いたごはんは、一粒一粒がしっかりと加熱されてむらなくふっくらとした炊きあがり。
ご飯粒の輝き、香ばしい香り、噛み締めると広がる風味の全てが格別です。
丁寧な仕事で底面まで釉薬がかかっているので、手入れも簡単。
